ビッグデータって最近よく見聞きする言葉ですよね。
ビジネス誌のほか、新聞や何気なく目にするインターネットニュース等でもここ最近、頻繁にお目にかかるキーワードです。
Wikipediaには、「情報通信、とくにインターネットの発達にともなって爆発的に増大した構造化されていない莫大な量のデータ」
という記載がありました。
うーん...書いてある文字の意味は理解できますが
「抽象的で判然としない」、「具体的に説明しろと言われると難しい」
ところで、話はかわりますが、東京では、先の週末が絶好のお花見日和。
桜は各地で満開となり、多くの行楽客で賑わったようです。
我らがオフィス至近の著名な桜スポットでもほら...。
「うーん...和だなぁ」などと意味もなく感じたりしてしまいます。
さて、桜の開花情報を手っ取り早く調べる方法を考えれば、やはりインターネットになるでしょう。
検索エンジンに「桜 開花 情報」等で検索をかけてみれば様々な情報がヒットします。
気象庁が観測情報を発表しているほか、ウェザーニューズ 、ウェザーマップ 、日本気象協会 などが予想・開花情報を公開しています。
このほか、ご当地サイトや観光サイトなどでもお花見・開花に関する情報を確認することが出来るものがあるようです。
しかし、これらの情報はあくまで特定の場所における定点観測にとどまりますので、自分が働く都市や住んでいる街の情報をピンポイントで調べることができるかどうかは、その情報サイトが、自分の気になるエリアを観測点としているかどうか、運次第といったところでしょう。
私の場合は、いわゆる田舎に住んでいますので、自宅の近所で桜の咲き具合がどうであるのかを先のようなサイトで知ることは出来ません。
そんな時、例えばブログ検索 やつぶやき検索 等で「桜+地名」等で検索をかけてみると、
多くのインターネットユーザーがその地名の桜に関することを発言しており、よりリージョナルでパーソナルな情報を探ることが出来ます。
日本には、地名も桜の木も千万無量ですから、インターネット上には、とんでもないボリュームの桜のビッグデータが存在するわけです。
ビッグデータとは、
「情報通信の発達にともなって爆発的に増大した構造化されていない莫大な量のデー タ」
でした。
まさに、これらインターネット上の桜の開花情報はこの定義に当てはまると思いませんか。
私はわかりやすい例として、このように理解しています。
桜の開花情報のほか、特定の時間、特定の場所、特定の知見がある等の者が発信する 次のような情報もビッグデータであると言えるでしょう。
・自然災害に関する情報
・通勤電車の遅延状況に関する情報
・犯罪発生に関する情報
ビッグデータは、情報の格納されている場所がそれぞれ異なるうえ、情報量が膨大であることから、統計化・可視化が難しいと言われていますが、大企業や政府をはじめとした公的機関が関心を示しており、ビジネスでも注目されている分野であると言われています。
私もまだまだビッグデータのことは無知ではありますが、コンシェルジュ活動を通じて多くのことを吸収していきたいと考えております。
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