アベノミクス効果?社員研修が活性化

企業の業績回復を背景に企業の研修に関する関心が高まっているようです。
新入社員研修が一段落した直後の5月は、特に研修に関するお問合せが多かったように思います。
企業は、業績回復により得た利益を社員へ還元すべきであるという声もありますが、企業の中には、長びく不況により後ろ倒しになっていた中堅以上の社員教育への投資を優先しているのかもしれません。 KKD 勘・経験・度胸
社員にとっては、懐が直接あたたかくなるわけではないため、景気回復の恩恵を直接感じにくい形ではありますが、企業の社員教育による投資は、各社員の能力向上に資することとなり、間接的に昇給機会や転職を助長することになります。
更に、研修担当者の方の研修ニーズが多様化してるように感じております。従来の研修に関するお問合せでは、手段が目的化している企業も多いようでしたが、最近は、研修による明確な成果・評価を求める企業が増えています。
つまり、単に研修を受けるのではなく、研修を通じて明確にどのようなスキルが身に付いたのかを求め、より具体的な指標を求める企業が増えているのです。短期に敵に景気回復によって利益が増えたといっても、投資に対するリターンのない研修を受けさせる程の企業に余裕はなく、長期的なビジョンに沿った本来あるべき姿であると言えるでしょう。
では、このような状況下において、どのような研修にニーズがあるのか。
それは、アセスメントツールの充実した研修です。
例えば、360度評価を組み合わせた研修やES調査を組み合わせた研修などです。
研修の前に、評価測定を実施し現状を数値化。研修を通じて、その評価がどのように変化したかを定点観測することにより、研修の効果を把握することが出来ます。
また、面白い社員研修も人気があります。講師の方の話を一方的に聞く座学形式ではなく、演習を通じてアウトプットを求める研修です。ビジネスゲームや過酷なサバイバル体験を行うなどしてビジネスで生きて行く力を養成するといったユニークなものもあります。
貴社ではどのような社員研修をお考えですか。

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