2011年に取得したプライバシーマークを取得するまでの、個人情報保護責任者に任命された担当者のコラム。
ある日突然社より、こう伝えられた。
「うちの会社でPマークを取得します、それにあたり、貴方が中心となって進めてください。通常業務の負担となるようであればコンサルタントを使っ ても結構です」とのこと。
日々新しく入ってくる法人の情報と個人情報を扱う弊社としては、「何らかの対応をしなくては・・・」という漠然とした雰囲気が社内にはありました ので、誰にこの仕事が回ってくるかと思っていたら私だった。
コスト削減というとこを考えれば、コンサルタントを入れなくても良いのでは、いう選択もあったが、プライバシーマーク取得までの情報を見るごとに、素人である私には分からない箇所が多すぎたため、自力取得の選択肢はすぐ消えた。
検討した結果、どの程度までコンサルタントに投げるか、ということを念頭に置きながら、早速複数社のコンサルティング会社からサービス内容を提案してもらうことになった。
A社・・・複数名がチームとして付き動きます、何から何までこちらで用意します。コンサルフィーはプレミアム。
B社・・・1名が付いて必要な書類のテンプレートなど用意します。コンサルフィーはバリュータイプ。
C社・・・専任コンサルタントがつきますが、訪問相談回数に制限があります。コンサルフィーはバリュータイプ。
A社はいろいろやってもらえそうだがコンサル料は高い、C社とB社はコンサルフィーにはさして差がないがC社の方が高いのに訪問回数制限あった、そうそう何度も来てもらうことはないことにあとあと気づくのだが、その時は回数制限が何かあった時に厳しいということで、B社にお願いすることにした。
契約前に実際のコンサルの方にお会いできたことや、取得までの道筋をある程度具体的に立てていただけたことも選定の要因であった。
かくして、Pマーク取得に向けた体制作りが始まった。
① プライバシーマーク取得奮闘記その1 ~スタート~ ② プライバシーマーク取得奮闘記その2 ~準備編~ ③ プライバシーマーク取得奮闘記その3 ~審査編~ ④ プライバシーマーク取得奮闘記その4 ~運用編~【完結】 |
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