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消費性向とは、可処分所得（家計などの収入から税金などの非消費支出を差し引いた残り）のうち、消費支出にあてられる額が占める比率のことを指す。個人家計の消費意欲を示す指標であり、消費性向が高いほど、家計の消費意欲も高いという判断ができる。なお、可処分所得は、貯蓄性向（貯蓄に回される割合）と消費性向は足して１（１００％）となる。日本は世界的に貯蓄性向が高く、将来への生活不安や住宅取得の資金のために、倹約を美徳とする安全志向が高い国民性が窺える。