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希望小売価格とは、メーカー側が自社製品にあらかじめ設定した価格であり、メーカーが希望する店頭での販売価格である。この価格はあくまでもメーカーが希望する価格であるため、店頭での販売価格と希望小売価格が大きく離れた場合にはオープン価格として設定しなおす場合もある。また、販売価格を拘束することは原則で独占禁止法によって禁止されている。地域や店舗によって流通や人件費などの小売側のコストも異なることから、家電業界などにおいてオープン価格制が導入され、希望小売価格を設定するメーカーは少なくなってきている。