(カテゴリ：調査・分析)

移動平均法とは、Moving ( Running ) Average Method　である商品についての仕入れと販売の金額または数量についての変動傾向を時系列的かつ定量的に算出して把握する方法で、それによって反省とともに次期の販売対策の確立にむけるもの。すなわちある期間、３～６ヶ月あるいは１年間でのそれらの価格および数量についてその単位となる期間での平均数値を把握し、次いで順に次期に移動させていき次の期を加えて次第にその平均値を求めていく方法。得られた平均値を移動しつつ算出するのでこうよばれる。これをグラフ表現して明瞭に傾向を把握でき基本的で効果的な販売方法を確立するためのもので、通常は１年間という短期間的には有効であるが数年以上の傾向や変動には不向きといわれている。株式･投資業界でも株価の上下の観察や対応で活用されている。