(カテゴリ：調査・分析)

割当法とは、Quota Method で統計的調査におけるその対象の選定にあたって偶然ではなく必然的な意義のある選出を行う具体的な方法で、つまり元になる集団の性状などの代表を調査して選ぶときに考慮すべき属性を見出して、その属性の分布が元の集団に合致するように調査の対象を割当てるもの。例えばある商品のクレーム・リコールの対応処理においてその材質・特性そして製造の方法や年月などの属性分布を元の集団と合致させる場合であれば材質が樹脂材で2006年製造のもの２０個というように示してその条件の中ではいずれを選定してもよいということがあり、それが困難で無意味なようなときに偏った調査結果とならないように属性ごとに回収の数を指定して行う方法。