ビジネス女子力

女子力という言葉を聞いて久しい。

女子力とはどんな力を指すのだろうか。
見えない部分のお洒落にも気を遣うこと、ヘアメイクのセンスが高いことなども女子力の高さの指針の一つだろう。

このように様々な解釈の仕方があると思われるが、平たく言うと「女子が輝くために必要な力」を女子力と捉えてもいいかもしれない。
実際にはてなキーワードでは、「女性の、メイク、ファッション、センスに対するモチベーション、レベルなどを指す言葉」と定義している。

いわゆる外見を磨く「モテ」に関する女子力もあると思われるが、働くこと、ビジネスの中で輝く《ビジネス》女子力もあるだろう。

昨今ではビジネス業界に於いても女性の活躍が目覚ましく、強さ、凄さを再認識させられる。
既存の概念を壊すことのできる新しいアイデアや行動力、もはや女性であること自体が事業を進める上でのメリットと言ってもいいかもしれない。

事実、変化を生むその女性の力に政府も期待を寄せているのではないだろうか。
その期待の結果、安倍首相がすべての上場企業に対して女性役員登用を求めた・・・
とも言えるかもしれない。

ビジネス女子力イメージ

しかしながら日本ではまだまだ、男性の補助的な役割しか与えない企業が多いし、結婚や出産を機に退職を勧める慣習も残っている。その慣習のせいで仕事と育児の両立が困難となり、少子化の原因を作ってしまっている。加速する少子高齢化により働き手が不足する時代だからこそ、優秀な女性を積極的に採用し戦力化する企業は勝ち組企業となるはずだ。

日本政策金融公庫は、第6次産業を手掛ける融資先の中で女性役員や管理職がいる場合といない場合の過去3年間の売上増加率を比べたところ、いる場合の売上高が23.0%増加したのに対し、いない会社では9.4%に留まっている、と言う調査結果を今年1月に発表している。

アベノミクスとウーマノミクスで「明るく華やかに」切り開くビジネスと市場の可能性。まだまだ続く日本の閉塞感を打破するためにも【ビジネス女子力】こそ必要ではないだろうか。

女性社員研修比較役員研修比較企業内託児所比較

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