「この度、御社のリスティング広告を拝見して改善のご提案を...」
Web広告担当者としては、見知らぬ会社からの電話にウンザリするこの言い回し...。
未だに、Web広告代理店からリターゲティング広告の売り込み電話がかかってきます。
「リターゲティング広告って?」
「リターゲティング広告の効果はどのぐらい?」
※リターゲティング広告とは(参照:IT用語辞典 e-Words)
リターゲティング広告の認知度や効果があるのかどうか。
もちろん一定の効果はあるのでしょう。
投資に対するリータンが期待できるからこそ、サービスが続いているはずです。
そんな中、つい先日、偶然インターネット上で「リターゲティング広告に関する調査」という興味深いアンケート結果が公開されていましたので、何かの参考になればとご案内いたします。
出典:Fastask 自主レポート「リターゲティング広告の消費者認知度とその効果は?」
この調査結果によれば、そもそもリターゲティング広告の仕組みを理解している人は、一般消費者のうち15%程度しか存在していないようです。
では、リターゲティング広告の仕組みを知った上で、リターゲティング広告をどう感じているのか。
「情報が漏れている様に感じて嫌な気持ちになる」という風に感じる人があてはまる、または、ややあてはまるで63%もいることから、基本的にリターゲティング広告は悪印象を抱かれているといっても良いでしょう。
更に、「しつこい・もう見たくないと感じる」人の同割合が半数を超えています。
ちなみに、自分の好きな商品・ブランドがリターゲティング広告を利用していると分かった時、その商品・ブランドに悪いイメージを抱く人は、良い印象を抱く人の2.5倍も居るそうです。
一方で、コンバージョンの効果出ていることも明確な調査結果が出ております。
通常Web担当者は、リターゲティング広告などのWeb広告の効果の判断基準がインプレッション数やクリック数、CPC、CPAといった指標にばかり目が行くものです。
Webサイトをはじめ、Web広告は交通広告や屋外広告などのリアル媒体に比べて一定のKPIが分かる便利なものです。
KPIが把握できてしまうがため、実際の広告に対するイメージなどをないがしろにしてしまう傾向があります。
Webサイトに関するユーザビリティ調査やイメージ調査などはよく行われますが、Web広告そのものへの調査というのも1つの自社サイトへの導線の強化のために必要なのかもしれません。
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