「早期離職を食い止め」に役立つ研修まとめ

最近は、転職エージェント等の登場や終身雇用制度の崩壊等によって、世代が若ければ若いほど転職への抵抗は薄く、人材が流動化しています。
しかし、採用した企業にとっては、1年前から採用活動のために労力とコストを使い、人材教育を行ったにもかかわらず、今や3年と経たずに退職する若年層がかなり増えています。

時代背景がその一因であることは間違いありませんが、かといって手放しにしておける問題でしょうか。
せっかく採用した企業と、リクルート活動をした若年層社員の双方が幸せな人生を送るには、相互理解の欠如によるところが大きいと言われています。
この相互理解を解消し、離職し続ける人材に一定の歯止めをかけるために、現在は様々な研修サービスが世の中に出ています。

ここでは、頻繁に利用されている研修サービスをご紹介致します。
もし、これはと興味を持たれた早期離職対策の研修テーマがあれば、ぜひ研修会社に資料請求をしてみましょう。

課題がまだ漠然としている、問合せをするべき研修会社が分からない等、研修探しでお悩みの際は、研修サービスに通じたお問合せポータルのコンシェルジュサービスを活用ください。
相談、資料請求、ご紹介いずれも無料です。

OJTトレーナー研修

管理者や教育指導係向けの研修です。
「最近の若いものは...」、いつの時代もオジサンには若者の行動特性や傾向にギャップを感じるのは同じようです。
ギャップを理由に適切な現場指導を行えない場合、管理者、新入社員、教育指導係そして会社の皆が不幸になってしまいます。
新入社員が仕事を楽しめるよう、会社の風土に馴染めるように、うまく取り込むのは会社の努めであり、現場を任された管理者や教育指導係の仕事なのです。

新入社員と意思疎通が出来ないのは、最近の若者だけの責任ではありません。
採用した以上、採用した会社にも責任があるのです。
若いというだけで新入社員だけが常に歩み寄るべきであるという考え方はもはや時代に即していないのです。

採用コストをかけた会社、人生を左右する就職先を選んだ新入社員の双方が不幸にならないためには、
最近の新入社員の行動特性や傾向を理解し、現場指導の正しい知識や有効的なフィードバック方法(ほめ方・叱り方)を体系的に習得し、新入社員を即戦力へと導くための効果的手法を得るための研修を、昔からいる社員に対して行うことが有効です。

面接官研修・リクルーター研修

採用担当者向けの研修です。
採用面接では、人事採用の責任者・担当者だけではなく、採用面接の経験が豊富ではない直接部門の責任者等にも面接業務を割り振られることがあります。

採用面接におけるコミュニケーションスキル、質問すべき項目、評価の方法など、面接官としての基本スキルを身につけるだけではなく、最近の学生の思考や傾向を身につけることが重要です。
口にするべきではない単語を発したり、質問をすると、その時点で学生との間に大きなギャップが発生します。

この研修を通じて、直接部門においても、新しく入社してくる新入社員像を想定することが出来、着任後スムーズにOJT等へと移行が出来る一助となるでしょう。

アウトドア研修

早期離職をしてほしくない若年層社員向けの研修です。
ハイキングやデイキャンプ、サバイバル体験などの非日常体験を通じて、社員間のコミュニケーションを助長することを目的とした研修です。

様々な課題をメンバーで力を合せ乗り越えることで、自立心・仲間の大切さ・規律・リーダーシップといった組織に重要な要素を肌で感じ取り、社会人の心構えや問題解決力を身に着けることが出来ます。
苦しいだけではなく、研修プログラムを通じて、社員同士で達成感や感動を共有する機会を提供し、忘れることの無い思い出をつくります。

アウトドア研修で得た経験は、社員同士の絆を深めることに大きく作用し、入社後の早期離職を防止します。
もちろん内定段階で実施することで、同期同士の繋がりを深め、内定辞退を抑止する効果も期待できます。

合宿研修

早期離職をしてほしくない若年層社員向けの研修です。
アウトドア研修に近しいコンセプトで実施する研修ですが、合宿研修には宿泊が伴います。
様々な非日常体験や課題への取り組みは社員間のコミュニケーションを助長し、仲間意識の強化が期待できます。

この効果を一層享受するには、1日だけではなく、宿泊を伴ったメニューがより望ましいものと言えます。
食事をともにしたり、睡眠を含めた1日全ての時間を共有することで、さらなる研修効果が見込めることでしょう。

コーチング研修

人材が多様化する昨今において、部下・メンバーのやる気、意見、主体性、成長意欲、アイディアなど、それらを「引き出す力」が求められています。

若年層社員は、いつの時代においても、旧来の会社組織人からすれば特異な存在であり、彼らの能力を最大限に引き出せるかどうかは、上司の指導力...すなわちコーチング力にかかっています。
上司が適切なコーチングを発揮することで、部下は生き生きと仕事に取り組むことができ、組織内における居場所とやりがいを得ることが出来ます。

コミュニケーション研修

管理者、若年層社員の双方が受講対象となる研修です。
一般的なコミュニケーション研修では、社内・社外における対人コミュニケーションスキルに関する伝達が多いですが、
早期離職防止を目的としたコミュニケーション研修では、
・管理者を対象にした、若年層社員の理解に関する研修
・管理者と若年層の双方を対象にした、相互理解に関する研修
等に人気があります。

社内と社外、取引関係、年齢など、対人関係には様々なギャップがありますが、結局は人間関係は相互理解が重要です。
そのコツやスキルについて学び、実践することが可能になります。



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早期離職防止を目的とするためには、研修ひとつを見ても様々なアプローチがあることがわかります。
離職防止対策を検討されている各社の規模や業態、現状の課題等に応じて、様々な研修を検討することが出来ると思います。

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