慣れや惰性の恐さ

雨模様でスタートの一週間になりました。
5月も下旬に差し掛かり、梅雨の季節が近づいているのでしょうか。
雨の多い日本海側で育った私が言うのも何ですが、私は雨と傘が嫌いで、外に出るそのタイミングで雨が降っていなければ、どんよりとした空模様であっても、天気予報が降ると公表していたとしても、傘を持たずに外出します。そのくせ、折り畳みの傘も持たず、挙げ句、天気予報にもズボラで、降ったらコンビニで傘を調達すれば良いかな、位にしか考えていません。
KKD 勘・経験・度胸 こんな私でも何とか生活できているのは、公共交通網とコンビニの出店が充実した東京で生活しているからなのだということを今般改めて認識した出来事がありました。
先日、学生時代の友人との再会のため、彼の住む某地方都市へ電車で訪問した際のこと。
ズボラな私は、手持ち現金も少ないまま、当然天気予報を気にしたり、傘を持つこともなく、身ひとつで電車に飛び乗りました。
が、訪問?再会の翌日です。
雨が降りだしましたが、駅前なのにコンビニが無く、手持ち現金も少なく、自分が困ったばかりか友人にも気を使わせ、迷惑をかけることになってしまい、いい歳して情けないな、と。
事前の準備をしておかないと、特に自分の不慣れなところで行動する際は尚更のこと、自分の首を締めることになると。更には、人にも周囲にも迷惑をかけることになると。
冷静に考えれば、当たり前のことなのですが、つい自分の慣れと感覚に頼りすぎていた、いや、物事を楽観視し過ぎたのでしょうね。
長ーい前置きでしたが、これはプライベートの行動に限らず、仕事でも同じことが言えますね。
例えば、使ったことのない外注を探すとき、自分の感覚に頼って手を付けずにいると、問い合わせをしたときには、もう納品期日に間に合わない日だった、なんてこともありますね。
弊社で受ける相談にも同じように、直前になって、問い合わせをしてくる担当者さんの多いこと、多いこと。
結果として、発注先として適当であるかどうかの検討が不十分であったり、割高なコストを負担することになったりと、何かしらの遺恨を残すことになります。
ビジネスシーンでも様々なポイントでKKD(勘・経験・度胸)にばかり頼らずにプラス一つだけでもなにかの情報を追加して精度を上げれば、違った結果が得られるのかもしれません。

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